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T O K Y O サ イ ク リ ン グ 便 り 新種スポーツバイクの実力は如何に GIANT revive 2004年3月18日 メーカー:ジャイアント 「歩くように自転車に乗る」がコンセプトの新種スポーツバイク。寝そべるような乗車姿勢は、下半身の筋肉をまんべんなく使えるようにするためであり、上体の重さを分散させるために大きな背もたれが用意されている。このリカンベント的な外見には、ちゃんとした理由があるというわけだ。毎週日曜日に皇居周辺の道路を開放する「パレスサイクリング」において、reviveのベーシックモデルがレンタサイクルとして提供されているので、今回はそれを使っての「試乗」とさせていただこう。 ![]() フロントバスケットはオプション品 まずルックス。セミリカンベントと呼べそうなreviveは、すでに販売店の店頭でも「何コレ〜!?」と、ある意味で評判なので説明不要だろう。上位モデルのrevive DXと比較すると、むき出しのチェーンなどに安っぽさを感じなくも無いが、4万円の価格差を感じさせるほどでもない……と言ったところか。 ![]() ステム?の角度とハンドルの高さを簡単に調整できる さっそく乗ってみよう――という前に、まずはポジションの調整。サドルは斜めにスライドし、ハンドルは角度と高さを調整可能なので、自分の体型に合わせる。しかしパレスサイクリングのreviveは、残念なことにサドルが固定されていた。おそらく走行中にサドルを調整するためのクイックを触ってしまうとか、クイックをちゃんと締めないまま走ることを防止する目的があるのだろう。 ![]() サドルは斜にスライドする(のだが、パレスサイクリングの車両は金属板で固定されていた) しかたないので、ハンドルだけ調整して走り出す。実際にはかなり重量があるはずだが、漕ぎだしではその重さを感じさせない。軽いギアで発進しても、フフラついたりすることはなかった。しかし、少しスピードを出そうと思って回転を上げてみるとどうもしっくりこない。ハンドルの位置がとても中途半端で力が入らない感じがしたので、止まってもう一度調整。どうやら、自分のカラダにハンドルを引きつけるようなポジションをとったほうが、しっくりくるようだ。 ポジションが決まると、背もたれに少し加重をかけて、軽めのギアをクルクルと回しながら快適に走れるようになる。決してスピードが出るわけではないが、感覚的には25kmくらいまでは軽々出ている感じ。そのまま調子に乗って加速しようとすると重さを感じてしまうので、おそらく20〜25kmくらいが快適な速度域。速度的な感覚としては、スリックタイヤを履いたMTBを、軽いギアでクルクル回しながら走っているのに近い。パレスサイクリングのコースでも、ママチャリの人よりは早かったがロードには追いつく気にもなれなかった……と書けば、少しは想像できるかな? はっきり言って、スピードを出すタイプの自転車ではない。また今回は確かめることができなかったが、登坂も弱いだろう。そしてホイールベースが長いので、サイクリングロードのクランクも辛い。その3点を気にしないなら、安楽で気持ちのいい自転車だと思う。日常の買い物や週末のサイクリングを、ホンワカと楽しむことができるだろう。reviveを楽しむ上での最大の障壁はやっぱり、サイクリングロードのクランクだな、と思う。 TEXT:Gen SUGAI
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