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ハンドメイドベイシクルフェア2004

2004年3月7日

3月5日から7日まで「科学技術館」で開かれた「ハンドメイドバイシクルフェア」を、短い時間であるが見てきた。国内の有名ビルダーが自慢の作品を持ち込むという、ここ数年恒例となっているイベントだ。会場で気になった出展車を、簡単ではあるが紹介しよう。

●vikkino pota-2

まず最初に紹介するのは、デザイナーの小向泉さんとケルビムのコラボレーションによるフォールディングバイク「vikkino」だ。今年は「vikkino pota-2」なるモデルを発表している。vikkino Roadstarについては、だいぶ前にコチラで紹介している。

で、今回のvikkino pota-2だが、なんといってもアルミ?プレートのフレームに目を奪われる。人がいなかったので、折り畳み方法のデモが見られなかったのが残念だが、オフィシャルサイトによるとこうなるらしい。電車に持ち込むのが苦にならない大きさのようだし、後輪で転がすことも可能だろう。

私のように東京郊外に住んでいる人間にとって、自宅〜最寄り駅は自転車→最寄り駅から目的地近くまで電車→そこからまた自転車……っていうスタイルは、一度は考えるだろう。そういうのに、このpota-2はもってこいだ。とくに、トランジットコンパクトでは重い、ハンディバイクでは走れない!という人に。

個人的にはRoadstarより欲しいかも。問題は未定とされているフレーム価格とサイズかな。

●AMANDA ウッド+カーボン1600

アマンダからすごいのが出ていた。2〜3人がアマンダの千葉氏を質問攻めにしていたので何かと思って覗いてみると、テーブルの上に木片が置かれていた。まさかと思ったが、まさかではなく木とカーボンでできたロードフレームだった。ヒノキのホイールを作るくらいだから、木のフレームも必然だったのか。

私が会場にいる間、ビルダーの千葉氏がずっと質問攻めにあっていたので詳細を伺うことはできなかったが、聞き耳をたてたところ素材や加工の話をされていたようである。木とカーボンでできたフレームがどのような乗り味を出すのか、素人ながらとても興味がある。

●ロングライド対決

ロングライドを意識した自転車が3台あったので、まとめて紹介する。

上左が細山製作所の「雨天エンデューロ」/上右が同じく細山製作所の「リカンベント ロングライド仕様」/下段は2つともケルビムの「長距離TTロード」――というラインアップ。とくに左上のマシンは「雨天時の東京〜糸魚川ファストランのため」に作られたそうだ。ケルビムのマシンは「TT」と言いながらもバスケットがしゃれている。リカンベントはリヤサス装備だった。

●カーボンXLR8対決

コロンバスのカーボンXLR8を使ったバイクが2種類出ていたので、紹介。

左がマキノ「XLR8R」、右がビチ スポーツ モリアイの「Emme Akka WP Pista」。マキノのバイクはシートチューブがエアロになっているのが特徴で、Emme Akkaはその名の通りピストである。カーボンXLR8みたいなチューブによって、日本のビルダーさんもどんどんとカーボンを手掛けるようになるんだなぁ、と思った。

●その他に気になった4台

上段左は東叡社の「700Cランドナー」。上段右はケルビムのmini-1 Racerで、シングルスピードだった。自分ならカンパの10段で乗ってみたい感じ。下段左はラバネロの「エキップ S.A.T」で、今回見た中でいちばん真っ当なロードバイクという感じ。チューブはS.A.Tで、全然スチールっぽく無いのが逆にイイ。最後に下段右は、ラバネロ30周年モデルとのことだった。

ということで、個人的に気になったモノだけを駆け足で紹介した。フェア全体の感想としては、もうちょっと台数があると楽しめるのだが……という感じ。年々寂しくなっているという声も聞かれるのだが、来年以降どうなるだろうか。主催者の頑張りに期待したい。

TEXT:Gen SUGAI


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