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T O K Y O サ イ ク リ ン グ 便 り ライトオンでナイトランを楽しく安全に 2004年3月11日 最寄り駅から自宅までの帰り道でいつも思うのは、無灯火で自転車に乗っている人がすごく多いということだ。むかしは、みんなちゃんとライトをオンにしていたと思うのだが、どういうワケか今では無灯火の人のほうが多いと感じる。「自分は見えているから問題ない」とでも思っているのだろうか? 確かに都市に住んでいる限りは街灯があるから、ライトがなければ前が見えないというシチュエーションにはならない。しかし、クルマに対して明らかな「交通弱者」である自転車にとって、ライトは「自分の存在を他者に知らせる重要な手段」であることを忘れてはいけない。 自転車通勤をしている人であれば、帰り道はほとんどの場合夜だろう。また、レース派の人の中には、仕事が終わって帰宅してから寝るまでの短い時間をトレーニングに宛てているという場合も多いだろう。どうせ夜に走るなら、より安全に楽しく走りたい。そのためにはやはり、ちゃんとしたライトが必需品だ。 筆者が今まで何種類かのライトを使ってみた経験では、今のところLED式に勝るものはないと感じている。ハロゲン式も明るくて地面をしっかり照らしてくれるので良いのだが、電池寿命が短すぎる。その点LED式なら、地面はぼんやりとしか照らしてくれないが、他者へのアピールという面ではまったく問題がない。 前方をきちんと照らすとともに他者へも強力にアピールするには、LED式のライトを2つ併用するのがベストだと思う。ハンドルにライトを2つ付けると、1970〜80年代のジュニアスポーツ車みたいで少々恥ずかしいが、まぁ安全には代えられないと思う。
上写真の右側が、3連LEDのキャットアイ HL-EL100。左が1灯式の同 HL-EL120だ。EL100はふつうにヘッドライトとして使い、点滅モードのあるEL120を補助的に使っている。片方を点滅させることで、対抗してくるクルマに対してのアピール度は高くなる。
ヘッドライトだけでなく、テールライトも使うとより安全だ。反射板でも問題ないが、LED式のテールライトだとかなり後方からでも視認できる。これも、後続のクルマに対するアピールという面ではたいへん重要。上の写真は、ユニコのエックスライト アクア ラバーコーティング(赤色LEDタイプ)。簡単に取り外しできるので、ロードレーサーにはとくにオススメだ。 ここに紹介した商品の難点を1つ挙げるとすると、簡単に脱着できることがアダとなって「盗まれやすい」ということだろう。筆者も何度かライトを盗まれたことがあり、今では駐輪場などに自転車を置く際に、必ずライトを取り外してカバンにしまうことで対処している。 もう1つ問題になるのが、電池だ。LED式は電池が長もちするとはいえ、先ほどのEL100が単3電池4本、EL120が単3電池2本を必要とする。電池切れの度に新しい電池を購入するのは不経済だしゴミを排出してしまうので、筆者は充電式のニッケル水素電池を使っている。EL100とEL120で合計6本の単3電池が必要だが、6本同時に交換ということもまずないので、充電器は単3電池4本用で済ませている。 単3型のニッケル水素電池はデジカメ用として普及しているので、カメラ量販店等で簡単に購入できる。たとえばヨドバシカメラの通販サイトでは、こんな感じになっている。テールライトは小型なので単4型を使うケースが多いが、ニッケル水素電池の充電器は単3型と単4型の両方に対応したものが多いから、ライト類の電池をすべてニッケル水素充電池でまかなうことも可能だ。
最近になって街でLED式のライトを付けた自転車を見る機会が多くなって、うれしい限り。とくにTOKYOサイクリング便りとしては、ナイトランを楽しむならライトは点灯と点滅二丁拳銃をオススメしたい。電池寿命に目を瞑るのであれば「ハロゲン式を点灯+LED式を点滅」という組み合わせもいいだろう。 そんなわけで、くれぐれも夜道には気を付けて、事故などに遭わぬように。 TEXT:Gen SUGAI
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